バンデンプラ・プリンセス修理とりあえず完了。(ブログ)

 

 昨年12月より修理でお預かりしていたバンデンプラ・プリンセス、とりあえずは完了しました。

  完了したと言いましても、A/Tケースのアイドラギヤのベアリング取り付け部が削れきってしまいましたので、このまま修理するとなると、A/T内部を分解してケースだけにして、アルミを肉盛りしてセンター出しして再度ベアリングホール穴あけになりますし、たしか当時物のベアリングはもう手に入らなかったと思いましたので代替品サイズで修正加工するか、当時物のバンデンプラ・プリンセス又はADO16A/Tを捜して付け替えるかですが、どちらも費用的な事や入手出来るまでの時間的な問題やその後のA/Tトラブルの発生リスクから、代替案として当店の持っている部品取り車のマニュアルミッションに、A/Tから交換をする事でオーナーの方に承諾を頂きましたので、作業させて頂きました。

  A/Tからマニュアルミッションに交換と言っても、色々な部分が互換性がありませんので、そのつど加工になりました。

  まず作業するに当って、もしまたA/Tに戻す事が出来る状態で加工する事。この車両はクーラーが付いていて、アイドルアップ機能が有りましたので、そのまま機能するようにする事に重点を置いて作業する事にしました。

  大きく互換性の無い箇所や加工箇所は以下の点です。

 〇ボディ左フロントインナーパネル(A/Tとマニュアルではラジエターガイドのサイズ形状が違います)

 〇エンジンブロック(A/Tはオイルレベルガイドの穴が無いのと、オイルポンプの形状違い(駆動用のカムシャフトも違います)で油圧通路の穴がブロックに開いて無い)

 〇A/Tラジエターの固定位置が3cmほどブロックよりのため、ラジエター下側のステーがどちらの物も使えない為現車合わせで作成、ラジエターファンも位置変更)

  〇マニュアル車はツインキャブですが、アイドルアップの関係でA/T用シングルキャブのままで行きました(ツインキャブではエキマニ、フロントパイプも違いますし、そのままシングルキャブ用を使用しましたので、シフトリンケージボックスが付いた関係で、エキゾースト系の全パイプの取り回し位置を加工修正しました)

〇エンジン側のエンジンマウントがマニュアル車が2cmほど後方にずれている(同時にファンシュラウドも交換、シングルキャブの為エアークリーナーケースを後方側2cmカットして形状修正)

 〇ドライブシャフトもユニバーサルタイプからラバークロスタイプに交換

 〇マニュアル車はツインキャブですが、アイドルアップの関係でA/Tのままシングルキャブで行きました。

 〇クーラーユニットがフロアセンターに付いている為、クラッチペダル取り付けにより、左側へ5cm移設)

 〇A/T用のエンジンテンションロッドのブラケット取り外し(クラッチホース、レリーズシリンダー取り付けの為)

 〇クラッチペダル、シフトリンク取り付けなどです。

 

 ついでにフロントブレーキパットが入荷してましたので交換しておきました。

  150kmほど試運転等して調子は確認しましたが、クラッチ系は新品パーツに交換して有りますが、エンジン、ミッションに関しては、部品取り車として購入し最初のうち出し入れ等で動かしただけで、その後何年かはずっと置きっぱなしの車両ですので、使用して行くうちにマイナートラブル等は出て来るかも知れませんので、その時はまた対処したいと思います。

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