ATF(ATオイル)フィルター交換の薦め。保証期間の遍歴の話(ブログ)

 前回の続きで、1970年代~1980年代当時はAT(オートマチックトランスミッション)は一般的市場では3速又は4速タイプが殆んどで、AT(オートマチックトランスミッション)メーカーも日本車ならトヨタ系のアイシンワーナー(現アイシンAW)、日産系の日本自動変速機(現ジャトコ)、三菱、ホンダなどは自社開発製、輸入車は自社開発製かZF、ボルグワーナーなどのAT専門メーカー製が使われていました。

 AT(オートマチックトランスミッション)は、自社開発製やら、AT専門メーカー製を装着する自動車メーカーが数多く有りましたが、ATFATオイル)は、AT(オートマチックトランスミッション)の内部構造の関係(特許)で、当時は一般市場では、GM(ゼネラルモータース)のDexron2006年で特許終了)とフォードのType-Fという規格の、それぞれ違う2種類のATFATオイル)が殆んどの自動車メーカーで使用されていました。

 ただこの2種類のオイル、規格の違う通り、オイルの中に含まれる摩擦調整剤の特性の違いから、まったく互換性がなく、GM系の内部構造のATを使った車両はDEXRON規格オイル、フォード系の内部構造のATを使った車両はType-F規格のオイルしか合わないという不都合がありました。(今でもこのType-Fのオイルを使用した当時のATは、Type-Fしか使用できません。詳しくは後でATFの所で書きます。)

 少しずつATの改良や製品精度も上がり、だんだん初期不良や保証期間内(国産車2年又は40,000km、輸入車は1年又は20,000km)での不具合も少なくなってきたのと、アメリカからの外圧により、規制緩和の影響から1983年より新車の車検有効期間が3年に延長になり、それに伴い国産車の保証期間も360,000kmだったかな?に延長になり、輸入車は最初数年は1年又は20,000kmを通してましたが、国産メーカーとの保証期間の差が広がってきた為、2年又は40,000kmに切り替えるメーカーや、特別保証という内容で2年又は40,000kmに変わって行きました。(それでもフェラーリか?アストンマーチンだったかな?などは、1年又は走行距離無制限とか、1年又は走行距離無制限でも新車時のオーナーが変わった時点で保証終了などというのも有りました。)

  そしてさらに、製品品質も向上して、AT(オートマチックトランスミッション)も故障も少なくなり安定してきて、ここからは記憶が少し曖昧ですが、1993年頃から運輸省(国土交通省)の指導もあり、国産メーカーは重要保安部品においては、現在の5年又は100,000kmの特別保証を設ける事になりました。

 輸入車メーカーもそれに伴い3年又は50,000kmに保証を延長する事になりました。

 次回はAT(オートマチックトランスミッション)の進化の話を書こうと思います。

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