ATF(ATオイル)フィルター交換の薦め。第6話ATF(ATオイル)交換についての話(ブログ)

  ATミッション(CVTも含めて)は、エンジンみたいに内燃機関ではないので、燃料や燃焼によるようなオイルへの負担(ダメージ)が発生する構造では有りません。

 しかし、エンジンからの駆動力を車軸に伝える為に ATミッション内部で伝達駆動と回転部及び摺動部保護の為ATFATオイル)が使われております。

 それと同時に発熱による冷却機能も兼ね、オイルクーラーと言われる冷却装置が装備されております。 ただ、ATミッション自体は例えれば、空冷エンジンみたいな物(内燃機関を有してませんのでエンジンでは有りませんので)で、走行しだして始めて冷却されます。

 オイルクーラーは付いておりますが、小型な空冷又はラジエター内蔵タイプ(一般的にはこのタイプが多いですが)ですので、やはり圧倒的には走行しての ATミッション本体(アルミボディ)からの自然放熱の割合も多いと思います。

 このATFATオイル)、エンジンオイルみたいに燃料や燃焼による影響は無いので、エンジンオイルほど劣化はしませんが、AT内部の初期馴染みや回転、摺動による汚れや、金属屑、などはやはり発生します。

 そしてATFATオイル)もオイルですので、一般走行中、油温は80℃100℃ぐらいですが停止時や低速走行時などは気候、車両環境によっては油温が上昇して120℃を超える事も有ります。

 油温が120℃くらいを超えると、成分分解などを引き起こしやすくなり、急激に劣化が進行しやすくなります。それに年数を経過すると、酸化や湿気による劣化や、ATミッション内部クラッチ板やロックアップトルコン内部に湿式クラッチ板を使用しており、

 このクラッチ板は発進時や、クラッチ板が作動する時(Dレンジで停止中、ロックアップが作動する時、各ギャに変速していく時)一時的にスリップしますので、そのスリップによりクラッチ板が磨耗してATミッション内部やATFATオイル)内にダスト(塵)が浮遊しております。この様な事から、昔からATFATオイル)交換は推奨されております。

 このATFATオイル)も、30年程前は、今みたいな道路事情(高速道路)や通勤渋滞などはさほど考慮されてはいなく、週末の遠出や遠距離通勤などを想定して、鉱物油という事もあり、1年又は20,000kmで交換を指定しておりました。(これは私の経験と想像ですけど)

 ただ現在では、ATFATオイル)もベースオイルが鉱物油を20,000kmとすれば、高価ですがPAO(グループ4)を使用すれば60,000kmぐらいは大丈夫と思いますし、最近合成油といわれるVHVI(グループⅢ)でも40,000km50,000kmくらいは大丈夫でしょうし、高速巡航の多い方でしたらオイルの傷みも少ないので、同じ1年でも倍くらいの距離は持つと思いますし、逆に距離が少なく渋滞や近距離移動だけに使う方などは、経過年数による経年劣化が有りますので、推奨交換距離よりも早くオイルの性能が劣化することも考えられます。

 少し長文になってしまいましたので、次回つづきでATFATオイル)交換方法について書きます。

 

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