ATF(ATオイル)フィルター交換の薦め。第8話ATF及びフィルター交換、総括編(ブログ)

  少し前回から間が開いてしまいましたが、私が経験してきた事や、今までに調べたATミッションの歩みやATFの事を、7回に分けて書いてみましたが、自動車の種類全体からしたら、私が作業した車両(車種)などは、ほんの一部ですので、すべてに当てはまるわけでは有りません。

、お恥ずかしい話、今まで自動車整備をしていても、保証書をあまりよく読んでいませんでしたので詳しく知りませんでしたが、保証書にこの様な基準が書いて有りました。

 ◎ 国産メーカースバルの保証書にこの様な事が書いてあります。

 国が法で定める自家用乗用車の12ヶ月点検整備(点検項目)は標準的な使われ方(舗装道路を1年に10,000km程度走行する車)を前提として定めてあります。したがって、走行距離が多い車や未舗装路を走行する等厳しい使われ方(シビアコンディション)をした車については、通常の点検整備より早め(通常の時期の1/2)に点検・交換することが必要です。

 シビアコンディションの判定

    条件              条件の項目

 A 悪路(凸凹道、砂利道、   走行距離の30%以上が次の条件に該当する場合

      雪道、未舗装路等)   ・運転していて体に衝撃(突き上げ感)を感じる荒れた路面

                     ・石をはね上げたり、わだち等により下廻りを当てたりする

                       機会の多い路面  

 B 走行距離大           1年で20,000km以上走行する場合

 C 山道、登降坂道        走行距離の30%以上が次の条件に該当する場合

                     ・登り下り の走行が多く、ブレーキの使用回数が多い場合

 D 短距離走行の繰り返し    1回の走行が8km以下が多い場合

 いずれかの条件に該当した場合シビアコンディションとなり、通常の点検・交換時期より早め(通常の時期の1/2)に点検・交換してください。  

 ◎ アルファロメオ156の取扱説明書には、この様に書いてあります。

 アルファロメオ社の定める最新の「メーカー推奨点検」は毎回20,000km又は1年(12ヶ月)のいずれか先に達した時期に実施することを基本にしています。

 エンジンオイル/フィルター交換

 走行距離20,000kmまたは1年間「12ヶ月)のいずれか先に達した時期にオイルフィルターとともに交換してください。

 また、以下のような状況で車を使用するときは指定時期よりも早く交換する必要があります。

 ◆未舗装路を走行することが多い

 ◆外気温度が氷点下の状況で、1回の走行距離が78km以下の短距離走行が多い

 ◆渋滞時の走行や低速度での走行が多い

 ◆ガレージでの駐車時間が長く、月に12度しか乗らない

 ◆トレーラーをけん引することが多い

 ※[ひとこと]

 この取扱説明書に記載の定期点検・交換時期は母国イタリアでの使用状況に基づいています。

 日本国内での使用状況にふさわしい定期点検・交換時期については、かならず別冊のメンテナンスノートをお読みになるか、アルファロメオ正規ディーラーにお問い合わせください。

 ◎ アルファロメオジャパン 別冊メンテナンスノートの保証の期間と交換時期

 ◆一般部品  新車を登録した日から3年間(走行距離100,000km以内)とします。

 ◆エンジンオイル/エレメントの交換 10,000kmまたは1年毎(初回1,500km点検時に交換してください。

 ◆トランスミッションオイル交換(オートマチック車)40,000kmまたは3年毎(初回1,500km点検時に交換してください。

 

 以上の様な事が、私の持っている保証書には書いてありますが、皆様方のお車の保証書はどのの様な事が書いてあるか、時間が有れば見て頂くと参考になると思います。

 

  日本の気候、環境に合わせて研究開発し、それなりのテストとデーターに基づき、ATF無交換(無交換の基準は公表されていませんが)を謳っている日本の自動車メーカーも有りますが、メーカーの無交換の判断基準が、140,000kmとか、200,000km連続走行耐久テストとかで判断したのであれば、それは単にある一定期間(時間)の機械製品の耐久性を立証しただけであり、日常使用条件で5年又は100,000kmとか、10年間無交換使用可と言っているのではないので、ATFも劣化しますし、やはりエンジンオイルと同様で、シビアコンディションでの交換を目安に考えた方が安全かと思います。

  国産車の場合は販売台数も多く、事故車などの低走行車の中古ATも多いので、AT不調の場合でも、オーバーホール修理するよりも、中古のATに交換したほうが安上がりな事が多いですが、輸入車の場合は、販売台数が国産車に比べかなり少ないので、中古のATも数少ないのと、中古のATがあっても走行距離の多い車両のATが多く、すぐまた同じ様に故障する可能性が高いし、オーバーホール修理となりますと、かなり高額になってしまいます。

  この様に、各自動車メーカーで保証期間や指定交換時期もばらばらですし、ATミッションの種類(4AT、5AT、6AT、7ATやATミッションメーカー等)や指定ATF(鉱物油、合成油)によっても交換推奨(指定)距離や交換時期が違いますので、一律に何万kmで交換とか何年毎に交換とか断定するのは難しいので言い切れませんが、私が昔からよく耳にするオイルメーカーさんの人の話では、鉱物油の場合、ATF本来の性能は20,000km位から低下して行きます!と言われておりますし、趣味の車として長く乗り続けるのであれば、ATFも劣化しますので、出来るだけ定期的にATFの交換をされたほうが良いと思いますし、最低でも保証期間が終わったら(輸入車でしたら3年または50,000km、国産車でしたら5年または100,000km)走行距離が少なくても実費修理になりますので、安心の為にも1回はATF交換(または同時にフィルター交換も)をお勧めいたします。

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