よくある新車時の組み間違い。(ブログ)

 

この写真①はLAND ROVERV8エンジンのロッカーアームシャフトASSYの写真です。

 

エンジンオイル交換のページの中にも書いたのですが、エンジンオイル交換時期を過ぎてもエンジンオイル交換をせずに古いオイルを使い続けた時になる、カーボンやスラッジの付着です。

こうなると、ただパーツクリーナーで洗っただけではもうカーボンやスラッジはほとんど取れません。

特殊な溶剤に漬け置きして、ブラシで擦って洗浄して取るのが一般的です。そして、それでも取れない所は、ブラストで処理するしか方法は無いかと思います。

 

ロッカーアームやロッカーアームシャフトなど、精度の高い特殊な部分も有りますので、今回はガラスビーズでのブラストはやめて、まず片側をウォルナット(クルミ)のメディア(研磨剤)でブラストして、もう片方を掃除しようとしてよく見ると、ロッカーアームが本来は右用(穴)4個、左用(穴)4個使っているのに、片側のロッカーアームシャフトASSYだけ、写真②上側ロッカーアームシャフトASSYの左から2番目のロッカーアームが1本だけ向き違いで(写真③)、5個と3個の組み合わせで付いてました。

以前にも、今回と同じくカーボンやスラッジ落としで分解した時に、5個と3個の同じ組み合わせのロッカーアームシャフトASSYを見たのを思い出しました。

反対側からロッカーアームを見ても、バルブの当った跡の有る位置がおかしいです(写真④)。

 

私が5個と3個のロッカーアームの組み合わせを何回も見るという事は、世界中でこの組み合わせのロッカーアームの車はどれほどの台数が走っていたのでしょうか?それとも片側だけは5個と3個の組み合わせに成っているのでしょうか?。

 

オイル交換時期を過ぎても古いオイルを使い続けた為、オイルの皮膜切れによる保護作用が無くなってしまい、ロッカーアームシャフトに磨耗の跡と熱焼けによる変色が見られます(写真⑤)。

ロッカーアームのバルブの当り面にも段つきが出来てましたね(写真④)。

 

やはり、長く乗り続けられる方は早めのオイル交換をお勧めします。

そうすれば、余分な作業工賃や部品交換をしなくても済むと思いますし、メカノイズも増加が少ないでしょうし、エンジンも軽く回り続けると思いますよ。

この記事にコメントする

You must be logged in to post a comment.

 

2017年12月
« 12月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

古物営業法に基ずく表示

有限会社アトランティックエスエフ
愛知県公安委員会許可
第542529703800号

有限会社アトランティックエスエフ

〒488-0826
愛知県尾張旭市大塚町1-12-12
TEL 052-726-9600
FAX 052-726-9601

Powered by WordPress, WP Theme designed by WSC Project. ログイン