定番のLAND ROVER V8エンジン、インテークマニホールドガスケット交換。(ブログ)

 

  先回LAND ROVERV8エンジンのロッカーアームシャフトASSYの時に書き忘れてましたので、今回はその続きです。

 メインの作業内容は LAND ROVER V8エンジンの定番のインテークマニホールドガスケットからのオイル漏れによるガスケット交換でしたが、ガスケットを取り外してみたら、オイルスラッジが酷くこびり付いていたので、(写真①、②、③、④)このままガスケットだけ交換して作業完了と言うのは、ちょっとねぇ~?と言う事で、エンジンが車上に乗っている状態ですが、出来るだけの事を(スラッジ洗浄を)して組み上げようと思い、まず汚れの部分にエンジンコンディショナーを吹き掛け30分ほど付け置きして、それから硬めのナイロンブラシで擦って汚れを落とし、ナイロンブラシで擦れない所は溶解性の強いブレーキクリーナーで洗い落して、その後速乾性のブレーキクリーナーでまた洗い流してスラッジ洗浄作業を2回繰り返し行いました。

ナイロンブラシで擦って汚れを落とすと言っても、シリンダーヘッドやバルブスプリング周りなどは形状がいびつで、ほとんどブラシでは擦り落とせないです。落ちが悪い所は上の作業を3回繰り返し行いました。それでも完璧には綺麗にはなりませんでしたね。(写真⑤)

ラッシュアジャスター(油圧タペット)もオイルスラッジが酷くこびり付いていて、エンジンブロックから抜け出てこなくて、手作業でスラッジを落としてから取り外して清掃して再度組み付けしました。(写真①、⑤)

ロッカーアームカバーやロッカーアームやプッシュロッドなどは取り外せるので取り外せる部品はブラストで汚れを落として綺麗になりました。(写真⑤、⑥)

ついでに下側のオイルパンもめくって、上側と同じようにオイルスラッジにエンジンコンディショナーを吹き掛けてブラシで擦って、溶解性の強いブレーキクリーナーで洗い落としたのですが、やはり表面が下側を向いているので、今一綺麗にはなりませんでした。(写真⑧、⑨)

後は、エンジンオイルを少し早めに交換し続けて頂いて、新しいエンジンオイルの洗浄作用で少しづつスラッジ汚れが落ちて行くのを待つしかないですね。

当店では、あまりエンジンフラッシング剤はお勧めしておりません。軽い汚れでしたら使用しても差し支え無いと思いますが、汚れの酷い場合(スラッジやカーボン付着の場合)はエンジンフラッシング剤では短時間では汚れが落ちない事やブラシで擦った程には汚れが落ちない事、カーボンなどの硬い皮膜が金属表面から剥がれ落ちてオイルストレーナーのネットに張り付いて、オイルの吸い上げ口を塞いでオイルが吸い上げられなくなる事が有るのと、オイル通路内のスラッジが溶けてオイル通路内で通路を塞いで、どちらもオイル切れによる焼き付きを起こす恐れが有る為です(ターボ車は特にタービンの焼き付きが起こり易いです)。

今回もスラッジ除去に掛かった時間は、インテークマニホールドガスケット交換作業がもう1台出来る位ですが、さすがに掃除ではそこまでの工賃は頂けないですよね。

エンジン内部の汚れが酷い車で、予算の有る方はガスケット、オイルシール交換兼ねて、エンジンのリフレッシュオーバーホール(ボアアップやボーリングでは有りません)などはいかがでしょうか。

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