バンデンプラ プリンセス
バンデンプラ プリンセス Vanden Plas Princess
皆さん方が一般的に、よく見かけるバンデンプラ プリンセス (通称 バンプラ)とは、ADO16と言われる1100cc&1300ccのスモールボディの乗用車です。
もともとは、混雑したロンドン市内を移動するには小型車が一番良いのだが、ロールスやデイムラーの後部席に収まる人が乗る小型車にはそれ相応の風格が必要という事で、ADO16をベースに作られたのが始まりのようです。
外装は以前のバンデンプラと同じフロントマスクや、グリル、フォグランプなどを装備し、内装は車内のあらゆる部分を柔らかなモケットで覆い、ダッシュパネルにはウオールナットのウッドパネルを使い、ドアトリム上部にはウッドキャッピングを施し、シートはコノリーレザーをあてがい、前席背面には後席用の折り畳み式ウォールナット製ピクニックテーブルが組み込まれるなど、全長3.7m、排気量1100ccの小さなサルーンに、それまでの大型高級車で培ってきた手法をそのまま持ち込み、このサイズでショーファードリブンを意識した設計となっていた事から、小型ながら優美なスタイルと豪華な内装で小さなロールスロイス[ベビーロールス]と呼ばれてました。
皆さん方がよく見かけるバンデンプラ プリンセスは、1300ccのモデルが一番多いと思います。多いと言っても、1963年~1974年までの生産台数は40,000台程と言われ、1967年からの1300ccのモデルでも25,000台程ではないかと思われます。